遺言書の検認手続きとは/湘南なぎさ合同事務所

湘南なぎさ合同事務所(茅ヶ崎市、藤沢市、平塚市、鎌倉市)|遺言書の検認手続きとは

  1. 湘南なぎさ合同事務所 >
  2. 遺言に関する記事一覧 >
  3. 遺言書の検認手続きとは

遺言書の検認手続きとは

■遺言書の検認手続き
相続の際、亡くなられた方が自筆証書遺言や秘密証書遺言を遺していた場合には、家庭裁判所において遺言書の検認をする必要があります。
検認とは、家庭裁判所で遺言書の状態や内容を確認し保存する手続きのことをいいます。
これにより、遺言書の効力自体には影響を及ぼしませんが、遺言書の内容を明確にするとともに偽造や変造を防ぐことができます。

■検認手続きの主な流れとは
遺言書の検認手続きは、主に以下のような流れにより行われます。

〇検認手続きに必要な書類の提出
検認申立書・遺言者の出生から死亡までの戸籍等・法定相続人全員の戸籍等を役所から収集し、遺言者の最後の住所の家庭裁判所へ提出します。

〇検認期日通知
必要書類の提出後数週間から1ヶ月程度で、家庭裁判所から申立人に対し検認日の調整の電話があるため、検認日を確定させます。
検認期日においては、申立人以外の相続人が検認手続きに参加するか否かは任意となりますが、申立人は必ず出席する必要があります。

〇検認の実施
検認当日には、申立人は遺言書と申立書に押印した印鑑を持参する必要があります。
そして、出席した相続人と裁判所職員の立ち合いの下、遺言書を開封し日付、筆跡、署名、本文を確認することとなります。
検認の実施後には、検認済み証明の申請を行い、遺言書の原本が返還されます。

当事務所は、茅ヶ崎市、藤沢市、平塚市、鎌倉市を中心に1都3県の皆様からご相談を承っております。
相続・遺言書の検認手続きについてお悩みの方は、お気軽に湘南なぎさ合同事務所までご相談ください。

お気軽にお問合せ・ご相談ください

湘南なぎさ合同事務所が提供する基礎知識と事例

  • 遺言執行者とは遺言執行者とは

    遺言執行人とは遺言の手続きを進行させる人のことで、遺言の中で遺言執...

  • 空き家を取得する相続人が知っておきたいリスクや手続きについて空き家を取得する相...

    不動産を相続しても、それを有効活用できなければ管理や税金の面で負...

  • 遺産分割協議証明書遺産分割協議証明書

    遺産分割協議のなかで相続分が決定されると、遺産分割協議書の作成を行...

  • 空家問題の実情と所有者が放置することのリスク空家問題の実情と所...

    日本では空家問題が年々深刻化しています。「誰も使っていない家がた...

  • 祭祀財産祭祀財産

    祭祀財産とは、民法に規定されている「系譜」「祭具」「墳墓」のことを...

  • 検認検認

    被相続人(亡くなった方)が手書きの遺言書を作成し、法務局の保管制度...

  • 遺贈と生前贈与の違いと共通点について!課税と節税の方法も比較遺贈と生前贈与の違...

    相続に関する手続き、遺産分割や相続税対策に関連して「遺贈」「生前...

  • 代襲相続代襲相続

    代襲相続とは、被相続人より先に相続人が亡くなっていた場合に、その相...

  • 法定後見法定後見

    法定後見制度とは、民法に基づく成年後見の制度で、「後見」「保佐」「...

遺言書の検認手続きとは|湘南なぎさ合同事務所(茅ヶ崎市、藤沢市、平塚市、鎌倉市)

ページトップへ